会いたい。~それは2度と叶わない願い~




京の町は賑やかだった
それに所々、桜が咲いていてとても綺麗だった


あたしたちはそんな京の町を歩き回った


団子食べたり
小物屋に行ったり
お昼にお蕎麦を食べたり


沢山歩き回ったし、沢山話せた


本当に楽しかった。


隣には以蔵さんがいる


そんな些細なことが幸せと思った


贅沢すぎる幸せだった



いつの間にか日が暮れ夕方になった


「そろそろ帰るか。」


「はい。」


「……帰る前にお前に見せたいところがある。」


「……?」


以蔵さんはあたしの手を握ったまま歩き出す


あたしはそれを必死についていく



どのくらい歩いただろう。


いつの間にか人がいなくなっていた


「着いた。」


「わぁ…っ!」


以蔵さんに連れられてきたところは、
桜が咲いている河原だった


川に写ってる桜もとても綺麗だった