会いたい。~それは2度と叶わない願い~







「鶫、今日2人で出かけないか?」


「でも、仕事があるのでは?」


「ない。」


4月に入り、寒い季節から暖かい季節へと変わった


夜遅くまで仕事したあたしは眠たい目を冷ますために縁側に出て、少し寒い朝日向ぼっこしていた


そんな時以蔵さんがやってきた


「ないのですか?」


「あぁ、先生に俺と鶫の分の休みをさっきもらったからな。嫌と行っても絶対連れてくからな。」


「けど、」


「俺と出かけるのは嫌か?」


「そんな事ないです!」


「なら、行くぞ。その前に、着物に着替えてこい。玄関で待ってるからな」


あっという間に以蔵さんはどっかにいってしまった


久しぶりの休み…か。
なんだか楽しみ。



政のことは全くもって分からないが、最近あたしたちの仕事は増えてきている



あたしは着物に着替えるために部屋へと戻った