会いたい。~それは2度と叶わない願い~



「以蔵さん、以蔵さん。」


「何か用?」


「先生に呼ばれてますよ。」


「…っ、分かった。」


以蔵さんは何処か辛そうな顔を一瞬した


「以蔵さん、聞いてください。あたし、先生の小姓になったのですよ!以蔵さんと同じ役目です!」


あたしは嬉しそうに以蔵さんを見た


けど


あたしとは違って以蔵さんは怖い顔になった


「行くぞ。」


あたしの手を引っ張って先生の部屋へと向かう


「あたしはいいです。」


「いいから。」


「でも、」


「黙ってついて来い。」


「……はい。」


あたしは結局以蔵さんにされるがままになった