また笑顔になるからあたしは嬉しかった
ガウッ
「あはは。くすぐったい…!」
あたしは頬を舐めた。
その様子を見ていたもうひとりの子が呆気に取られていた。
「…以蔵が、わ、わわ笑った?」
「…ん?福太郎どうした?」
「ううん、なんでもない。」
そのあと、何時も薬を塗ってくれる人間が先程駆けていった童を連れて来た。
この子達が何をしてるのか分からない。
だって細長い木の棒を持って振り回したり、当てたりしてるんだもん。
時々、人間ってよく分からない事する。
植物を埋めては抜き
また埋めては抜く。
それに
白い何かを食べたり、土が濁ったような水を飲んだりしてるんだよ?
本当によく分からない。



