会いたい。~それは2度と叶わない願い~




朝餉を食べたあと今日は部屋の中に一人でただぼーっとしていた


夢の中で言われた籟様の言葉が頭から離れない。



「……っ!」



考えれば考えるほど頭の中が混乱してゆく



あたしは部屋を飛び出して京の町へと駆けだした










ただ逃げるようにあたしは走った


気付けば知らないところまで来ていて
気づけば空は茜色に染まっていた


「何してるでしょうか…」


あたしは踵を返して帰る道を地道に探しながら帰った