次の日から以蔵さんのあたしへと態度が変わって行った
「おはようございます。」
「……。」
「おはようございます!」
「…ん、はよ。」
以蔵さんはあたしの顔をみずに挨拶を返し、さっさと立ち去った。
「……」
あたしの不安の雪は積もる
「以蔵さん。」
「わり、今立て込んでる。」
「……すいません。」
また積もる
「以蔵さん、稽古付き合ってください」
「…腕の調子がわりいから。」
また積もる
いつの間にかあたしの心の中は不安の雪が積もりすぎて苦しくなった
他の皆さんはいつも通り変わらず接してくれる
なんで、以蔵さんだけ?
あたし何かした?



