会いたい。~それは2度と叶わない願い~


「確かあいつらが逃がしたと聞くが…」


「久坂さん、それ本当ですよ。事実です」


「そうか。中々やるな。」


「久坂さん、褒める所ですか?そこ。」


何やら二人でなにか話してる。


あたし邪魔ではないのかな


「玄関で話すんじゃねぇよ。」


後ろから低い声が聞こえた


あたしは驚いて後ろを振り向いた


「うるさい、高杉。どこに行ってたんだ?」


「決まってるだろ?飲みに行ったんだ。なぁ、伊藤。」



また一人と来た


「ふわぁ…。あぁ、そうそう。それより早く寝よーぜ。ねみぃ。」


「お前らは何時も飲み過ぎだ。」


「山縣がいながらお前らはなんでそんなに飲むんだ。明日の二日酔いは絶対辛いってのに。馬鹿か。」


「あぁ?なんだ、やんのか久坂。やってやるぜ。」


なんだか騒がしくなった。


その光景がなんだか面白くて小さく笑った



笑ったら全員がこちらを向いた



「誰だ?」


「お、可愛い子ちゃん。」


「なんだ、久坂。俺にそいつくれんのか?」


「お前は嫁がいるだろ。雅に言いつけるぞ?」


「冗談だ、冗談。知られたらあいつに殺されかねない。お前もだろ?」


「あ、あぁ。まぁな。」


皆口々にあたしをみて言い出す