会いたい。~それは2度と叶わない願い~



それからまた稽古をした



いつの間にかあたりは茜色に染まり烏の鳴き声までもが聞こえる。



「そろそろ帰るか。」



「…うん。」



「また明日な。帰り道気をつけろ。」


別れ際鷹夜さんはそれだけいうと帰っていった



『また明日な。』



あたしの耳がおかしくなければそう聞こえた。


「明日…また、会える…」


あたしは鷹夜さんに会えるのを楽しみにしていた


帰り道あたしは何時もよりとても足取りが軽かった