会いたい。~それは2度と叶わない願い~


「鷹夜…鷹夜。」


「一回でいい。」



「覚える。…名前、覚える。」



「…そうか。」


「…うん。」



あたしはそう言った。



「道の真ん中で何をやってるのですか?」


鷹夜さんの後ろの方から人間がまた来た



「すいません、今どきます。」



その人間はいきなりかしこまった



「鷹夜さん、…人間、誰?」


あたしがそう聞くと鷹夜さんは驚いていた



「お前、あまり話せないのか?」



「…うん。…言葉、分かる。人間…言葉、話す駄目…」



「寺子屋に言ってなかったのか?
それとも、元から話すことが苦手なのか?」


あたしの肩を掴んでそう必死に告げた


「やめてあげなさい。」



「けど…」



「……」



「…っ、分かりました。」