会いたい。~それは2度と叶わない願い~


「団子を箪笥というか?こんな女は会ったことがない。ほら、今はこれを食え。食べたことないのか?」



あたしは頷く



「甘くて美味しい。食べてみろ。」


あたしは受け取り一口食べた



今まで食べたことのない美味しさだった


「美味しい…」



「そうか。」



ドキ


その人間が微笑むと胸が高鳴った



「お前は面白いな。」



「え?」



「いや…。あ、お前は剣術とかしてるのか?」



「ううん…」



「なら、俺が教えてやる。お前は鈍臭いからな。」



「いいの?」



「あぁ。」



「嬉しい…。ありがと。」


あたしはそう微笑んだ。



すると照れたように人間は笑う。


「名前は?」


「…鈴鶫。」


「そうか。俺は……」



人間はあたりを見回した。


「あー…、俺は鷹夜。鷹に夜と書いてタカヤって言う。」



何かばつが悪そうに名前を言った。