会いたい。~それは2度と叶わない願い~


またあたしだけ取り残されるの?



なんで

なんでよ



「ただいまー」



そこうしているうちにあぐりちゃんが帰ってきた。


「あぐり!」



愛次郎さんは直様あぐりちゃんの元に行く。


「あら、愛次郎さん。来ていたの?」



「まぁな。今日は話をしに来た。ちょっといいか?」



「ええ。鈴鶫ちゃん、あたしたち_」




「大丈夫、鈴鶫ちゃんにも聞いてもらっても。」




「そう。」



「昨夜、佐伯がいい案を出してくれたんだ。」



サエキ…



初めてきく名前。



その名前を聞くと、何故だか胸騒ぎがするのは気のせい?



…そうよ、気のせい。



「近々にでも京を出た方がいいって。」



「…え?」



「芹沢さんから避けるためにはそこまでした方がいいって。」



「愛次郎さんは新撰組を抜けることが出来るの?」



また新しい名前



シンセングミ



今度はもっと胸騒ぎがする。



変な気持ち…