幼なじみの大嫌いなあいつ


「…っ……杏羽っ!!!」

今、私を呼ぶ声が聞こえたような…幻聴?
しかも何か暖かい物に包まれてるような……

「杏羽。お前、大丈夫か? 寒い?」

後ろに体を向かされ、声の主が誰か分かった。

「…!? は、お前 なに泣いてんの?」

声の主……聖夜にそう言われ自分が泣いてる事に気づいた。