「他の男の名前を呼ぶんじゃねぇ。」 「えっ!?」 「お前が他の男の名前を呼ぶと、そいつを殺したくなる。」 「……。」 じっと、黙って俺を真っ直ぐに見つめる莉茉の曇りない瞳。 「……悪い。」 こつりと華奢な莉茉の肩に自分の額を付けた。 ……こんなの、ただの八つ当たりだ。