「莉茉、大丈夫だ。」 弱々しい抵抗に微笑む。 「……?」 そんな俺に、莉茉が首を傾げた。 「お前は、ただ感じていれば良い。」 「っ、なっ―――。」 抗議の声を唇を塞ぐ事で遮る。 なぁ、莉茉。 ―――これで、終わりのはずがねぇだろ? 莉茉の口内を丹念に味わい尽くしていった。