「大丈夫か?」 ぐったりとする莉茉のさらさらの髪を優しく梳く。 …少し、無理をさせ過ぎたか。 ベッドの下に散らばる銀色の袋の多さを見て、自分の欲望の強さを初めて思い知った。 「…ん。」 荒い息をした莉茉の瞳が億劫そうに開けられる。 気だるげな仕草も堪らない。 また、貫きたい衝動がふつふつと沸き起こってくる。