「もう止めるか?」 「ううん、平気だから開けるの続けて?」 「…分かった。」 同じ事を左右の耳に後、4回繰り返す。 やっぱり、 開ける瞬間だけは肩を強張らせるけど、莉茉は最後まで弱音を吐かなかった。 「出来たぞ。」 「うん。」 恐る恐る、莉茉がバックから取り出した手鏡を覗き込む。