「本当?」 ぱっと顔を輝かせる莉茉に俺は目を細める。 「あぁ、貸してやる。」 お前が望むなら、何でも貸してやるよ。 買い与えたって良い。 「莉茉、横を向け。」 「ん。」 素直に横を向いた莉茉の髪を、俺は掻き上げた。