寵愛の姫 Ⅱ【完】



「ん?」


「もしかして、俺と同じ数のピアスの穴を開けるつもりか?」




俺の耳には、両方で5つのピアスの穴が開いている。




それを、お揃いにしたいって事は痛みも増える訳で……。



…………本気なのか?



「うん、そうだけど?」



事も無げに、満面の笑みで莉茉が頷いた。