「ねぇ、暁は今日、何をしてたの?」 「……、」 無邪気に聞く莉茉。 何を、か。 …………今日の事を知ったら、お前はどんな顔をする? 「…なぁ、莉茉。」 「うん?なぁに?」 首を傾げる莉茉の手を引いて、俺の膝の上に座らせる。 向き合った事で、互いの視線が絡んだ。 「少し話しがあるんだ。」