せっかく手に入れた小鳥を手離して堪るか。 「…何、それ…。」 頬を染めた莉茉が破顔した。 「大丈夫だよ、暁。」 「大丈夫?」 「うん、絶対に暁の側からは飛び立ちたいとは思わないから。」 にっこり微笑んだ莉茉が俺の腰に抱き付く。 ふわりと薫る香り。 「ずっと暁の側にいたい。」