「私は生まれてこなければ良かっ―――。」 それ以上、続きを言わせる事なく、唇を荒々しく塞いだ。 ―――ふざけんな。 生まてこなければ良かったなんて言うんじゃねぇよ。 息を乱す莉茉から唇を離す。 「…莉茉、目を開けろ。」 「……、」 恐る恐る瞳を開けた莉茉を、じっと見下ろした。