寵愛の姫 Ⅱ【完】




…両親か。




まぁ、莉茉が極端に卑屈になるのは、限られてるからな…。



「莉茉、俺には話せない事なのか?」


「っ、私は…。」



ぽたぽたと俯く莉茉の目から涙が溢れ落ちる。



「…私は、何で生まれてきたの…?」


「…あ?それは一体、どういう意味だ?」



低い俺の声に莉茉が泣き濡れた顔を上げた。