家業とは別に、会社を興して繁栄させているぐらいだから、余裕はあるのだろう。 どんどん暁に追い込まれていく気がする。 …でも… 「だからって、暁にそこまでしてもらう訳にはいかないよ……。」 そこまで、甘えられない。 「……莉茉……。」 頑なに拒む私に、暁が溜め息を吐き出した。