ぎゅっと手を握り締めた。 「大丈夫だ、莉茉。」 その上に重なる暁の大きくて温かい手。 力強く、自信に溢れた瞳が私を見下ろした。 「お前は、桜樺に入学させるつもりだ。」 「桜樺?」 桜樺って…。 …もしかして… 「桜樺学園の事?」 「あぁ、そうだ。」 事も無げに暁が頷いた。