「ネイルサロン?」 「うん、ね?お母さん。」 莉茉の視線が親父の隣に座るお袋に向けられた。 「えぇ、楽しみね。」 「はい、わくわくします。」 言葉の通り、莉茉のその瞳さえ期待に輝いている。 「莉茉さん、美夜と楽しんで来なさい。」 「はい。」 顔を締まりなく緩ませた親父に莉茉は、はにかんで頷いた。