どうやら、本気で莉茉が可愛くて仕方ないらしい。 でも、何でだ? 莉茉に一度も会った事が無いのに、どうして親父はここまで溺愛してるんだよ。 「親父、落ち着けよ。」 「俺は落ち着いてるぞ?」 「…どこがだよ。」 溜め息を吐き出した俺は、短くなった煙草の火を机の上の灰皿で揉み消す。