恐る恐る目元を拭えば、頬に流れ落ちる涙。 自分でも驚く。 困惑するのは、何も私だけじゃなかった。 「莉茉ちゃん!?」 急に泣き出した私にお母さんが驚きにソファーから立ち上がる。 「……私が何か気にさわるような事を言ってしまったの…?」 慌てたように私の側に来たお母さんがおろおろと顔を除き込む。