「なら、話しは早い。暁が若頭でいるかぎり、莉茉さんは常に危険に晒される事になる。」 「…はい。」 「それでも、君は暁の側に一緒にいる覚悟はあるかい?」 真剣な親父の顔。 じっと、その瞳は莉茉だけを映している。 真っ直ぐに、心の内側さえも見透かすかのように…。 「……。」 黙り込む莉茉。 小さな細い手でさえも、固く握り締められている。