「莉茉、ちゃんと掴まってろよ。」 「……はい。」 おずおずと腰に回される莉茉の腕。 「…………。」 それだけで、どきりと胸が高鳴る。 「――行くぞ。」 しっかりと、莉茉の腕が腰に回されたのを確認した俺は、バイクを走らせた。