「あっ!!ねぇ、あれ叶さんじゃない!?」 「えっ!?あ、本当だっ!!」 俺が繁華街を歩けば、自然と集まる鬱陶しい視線。 その中を慣れたように莉茉の元へと歩き続けた。 「あ、あの!叶様!!」 「……。」 突然、俺の前に現れた女によって俺の足は止められる。 「……何あれ?」 「…叶さんに馴れ馴れしくない?」 そんな女の暴挙な行為に批難の声があちこちで上がった。