「うん?どうした?」 不思議そうな暁の“それ”に私は手を伸ばす。 「……ピアス。」 濃い青紫のピアスが暁の耳元で輝いていた。 「…綺麗…」 うっとりと見惚れる。 「…あぁ、アメジストのピアスな。」 「アメジスト?」 ピアスから暁に視線を向ければ、私を優しい眼差しで見つめていた。