「っ、」 頬に熱が集まる。 彼は、 ……私にどこまでも甘い。 その触れてくる手も。 ……その眼差しさえも。 ガラス細工のように大切に、丁寧に私を扱ってくれる。 「……莉茉。」 「……。」 ゆっくりと近付く暁の顔を、瞳を閉じて私は受け止めた。