「……諦める?」 叶の瞳に強い光が宿る。 「っ、あいつは、莉茉は俺が初めて惚れた女なんです!」 「……。」 「それを諦めろ?」 ぎらぎらとした叶の瞳。 「…っ、あいつを忘れる事なんか俺には出来ない!!」 吐き出される悲痛なまでの叶の莉茉ちゃんへの思い。 でもさぁ、 そんなの今更なんだよ。 …………お前は遅すぎた。