「そうだ、暁。」 「何だ?」 「写真の撮り方も教えてね!」 莉茉が瞳を輝かせる。 「……写真?」 「うん、この子を撮るの!」 テディベアを持ち上げる莉茉。 「…莉茉、そんなに嬉しかったのか?」 顔を覗き込めば、莉茉は満面の笑みで頷いた。 「うん、私の宝物だよ!」 「…そうか…。」 おいおい、 ……宝物って……。 俺は苦笑いを浮かべるしかなかった。