「ーーーありがとうございました。」 店員の声を聞きながら、莉茉の肩を抱いて店を出る 「…ねぇ、暁。」 「うん?」 「…私に携帯を上手く使いこなせるかな?」 手に持った新品の携帯電話を見つめながら、莉茉が不安そうな顔をする。 「ふっ、ちゃん俺が使い方を教えてやる」 「うん。」 頷いた莉茉が大事そうに携帯を鞄の中に仕舞った。