「このまま持っていくから君が清算してくれる?」 「っ、」 耳元で囁けば、思惑の通りに真っ赤になる女。 ……落ちたな。 もう、俺意外の男には眼中にないだろう。 「…あの、連絡先を…。」 「ごめん、仕事中なんだ。」 ごめんね、 …………君はもう、よう済みなんだよ。 「あっ…。」 名残惜しそうに会計を終えた女の声に背を向け、暁達の方へと歩き出した。