「……はいはい。」 その瞳の理由を悟った俺は肩を竦ませた。 「やれやれ、暁は人使いが荒いんんだよなぁ。」 ぼやきながらこの店の店員へと近付く。 「ーーーあの、良いでか?」 「はい?」 驚きに振り返った女の店員に俺は口角を上げる。 「あれが欲しいんだけど。」 テディベアを指差しながら、笑顔を振り撒く。 …………それだけで女の店員が頬を染めた。