「うーん。」 唸りながらも、きょろきょろとその目がメニューの間をさ迷う。 そんな莉茉の様子を、頬杖を付いて見つめた。 ……飽きねぇなぁ。 ころころと変わる莉茉の表情に、気が付けば俺の顔が緩んでしまう。 何時までも眺めていたくなる。 「…暁はもう決まったの?」 縋るように俺に向けられる莉茉の澄んだ瞳。 「あぁ。」 「…だよね。」 がっくりと項垂れる莉茉に、つい忍び笑いが漏れた。