「…暁って…。」 「うん?」 「有名人なの…?」 「……有名人?」 恐る恐る言った私に目を丸くした暁は、その後に肩を震わせる。 「……なんだよ、有名人って……。」 片手で暁は目尻を拭う。 「…だって…。」 私は頬を膨らませた。 …………そんなに笑わなくても良いじゃないか。