寵愛の姫 Ⅰ【完】




「……暁、良い?」



恐る恐る暁を見上げれば、額に口付けられる。



「あぁ、莉茉が行きたいならファミレスにしよう。」



優しい眼差しの暁に頬が緩んだ。



「…ありがとう、暁。」



胸が弾む。


「ふっ、あぁ。」



肩を引き寄せられて、そのまま暁と歩き出した。