「っ、」 ……あの人は暁さんの右腕だ。 大雅さんが動いたのなら、莉茉のどんな情報も俺は掴む事は出来ないだろう。 「……糞っ!!」 思いっきり壁を殴り付ける。 それでも苛立ちが治まらない。 「…落ち着けよ、叶。」 大輔が俺に肩に手を置く。 「まだ、暁さんが抱えてた女が莉茉ちゃんだと決まった訳じゃないだろ?」 …………大輔の慰めの言葉も俺には虚しさを生むだけだった。