寵愛の姫 Ⅰ【完】




「莉茉の両親にどんな報復をするか、今から楽しみだな。」




…………莉茉の境遇は調べて知ってはいたが、本人の口から聞くと堪らない気持ちになった。




ふつふつと暗い感情が湧き上がってくる。




―――どうしてくれようか?



「!!」



俺の言葉に目の前の莉茉の顔が固まっている。