「嫌われたくないだろ、莉茉ちゃんに?」 「……チッ」 にやりと口角を上げる大雅に舌打ちをして、その場に置き去りにしたまま歩き出す。 「ちょ、置いて行くなよ!」 慌て着いて来る大雅に冷たい目を向けた。 「黙れ、もしも莉茉が起きたらどうすんだ?」 「…すいません。」 俺の本気の怒りに即座に謝ってくる大雅。 …………その顔も引き攣っている。