寵愛の姫 Ⅰ【完】




「莉茉…?」



弛緩する莉茉の身体に驚き、顔を覗き込めば、泣き疲れたのか眠り込んでいた。




ーーー涙の後が痛々しい。





が、そんなの俺が癒してやれば良い話だ。



「莉茉、愛してる。」




やっと捕まえた。



この小さな小鳥を、



……………もう、手離せない。