大きな抗争を控えた今、 無理な接触はあいつを身を危険に曝す事なる。 歯痒いが、 準備が整うまでは、と拐いたくなる衝動を抑えた俺は、 ……“小鳥”に一時の自由を与えた。 鳥籠に入れてしまえば、手離せなくなる事が分かっていたから。 それが、失敗だったと知るのは少し先。 …………邪魔な男が現れた時だった。