「私の両親は莉茉を大嫌いだから、物を買ってあげる事がないのね?」 くるくると自分の髪を弄くる茉莉。 「家にだって、あの子の居場所なんて無いのよ?」 楽しげに茉莉は微笑む。 「っ、」 …………やっと分かった。 莉茉があの場所にいる理由。 諦めたような、 ……その顔の意味を…。