驚く私をよそにお母さんは説明を続ける。 「そうね……例えば、黒髪は平常心。 金髪は気が乗らない時。 赤髪はパニックって感じかしら」 「え、じゃあお母さん、『ドキドキ』は何色になるの? 『ドキドキ』って、場面によって違うけど、同じ色?」 「あらいい質問ね! 緊張したときは緑色、危機的場面なら紫色、困ったときは青色よ」 「へぇ、色んな色に変わるのね」 「あ、そうそう、『恋のドキドキ』は桃色よ♡」 「へっ!?」