嘘ツキの世界

その瞬間

涼花が自分の唇を先生の唇に当てていた。

いわゆるキスだろう。

先生は目を見開いて

涼花を突き飛ばした。

「先生…すず先生がいい」

先生はまた困った顔をして

「涼花、今日は帰ってくれ…」