聖なる龍に愛された。






無意識に女の首に手を添えて力を入れていた。



そんな時




「は、葉月ッッ!!!」




私を呼び叫ぶ声が聞こえた。



その声はキーキーうるさい女の声じゃない。



その声にハッとして女の首から手を離す。





なにやってんだろあたし。


しかも女相手に学校で。




私が女から降りると、泣きながら走って逃げていった。




勇魔と2人。



勇魔の震えは治り、クリクリの瞳は私を捉えている。




あー、なんか気まずい。




私は勇魔から目を逸らし立ち上がり、教室に向かって歩いた。




その後ろをついてくる勇魔。



そっか、隣の教室だもんね。