聖なる龍に愛された。





そんな拓夜に


勇魔に


俺に


海人に


みんなに向けて龍牙は言った。



「俺らと同じ匂いがすんだよ。



俺は、彼奴を助ける」




そう言った龍牙は


彼女と同様、


何事もなかったかのように


屋上を出て行った。




結局俺らは反論する訳でもなく


賛成する訳でもなく


ひとまず、見守ることにした。